開催プログラム一覧

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メインプログラム

メインプログラム・アーティスト 名和晃平

[日時]
10/21(金) 17:30〜24:00
10/22(土) 11:00〜10月23日(日) 6:00
[場所]
六本木ヒルズアリーナ、国立新美術館、東京ミッドタウン
[参加料]
無料
名和晃平が、希少植物を求めて世界中を飛び回るプラントハンター、西畠清順と、バルーン(風船)の既成概念を覆す大胆な発想で造形作品を制作するユニット、デイジーバルーンとのコラボレーションにより、六本木に文化の夜明けを象徴する「森」を出現させます。国際都市東京に世界中から人々が訪れるのと同様に、重力・空間・生命の関係性を表現する彫刻作品「Ether」(エーテル)が国内外から多種多様なものを引き寄せ、六本木という都心を異空間に変貌させます。また、彫刻作品「White Deer」は、岡山県の犬島で誕生し、京都に立ち寄り、東京を彷徨う「迷い鹿」として、森のなかで「Ether」と出会います。その後、東北へと向かい、宮城県の牡鹿半島で開催される「Reborn-Art Festival 2017」(2017年7月22日~9月10日)で海辺に設置される予定です。

アーティスト情報

名和晃平

1975年大阪生まれ。彫刻家。1998年京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。2000年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2003年同大学大学院美術研究科博士(後期)課程彫刻専攻修了。2009年京都・伏見区に創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」を立ち上げる。2011年、東京都現代美術館で個展「名和晃平-シンセシス」、2015年スカイザバスハウスおよび PACE LONDON で個展「FORCE」を開催。画素の Pixel と細胞の Cell を組み合わせた独自の「PixCell」という概念を機軸に、ビーズ、プリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を広げている。京都造形芸術大学大学院芸術研究科教授。

西畠清順

1980年兵庫生まれ。プラント・ハンター。そら植物園代表。150年続く花と植木の卸問屋、花宇の五代目。日本全国・世界数十カ国を旅し、収集している植物は数千種類。日々集める植物素材で、年間2000件もの国内外の案件に応えている。2012年、ひとの心に植物を植える活動「そら植物園」を開始し、植物を用いたいろいろなプロジェクトを多数の企業・団体などと各地で展開している。

デイジーバルーン

拠点:東京。バルーン・アーティスト細貝里枝氏とグラフィックデザイナー、アートディレクターの河田孝志氏により2008年に結成されたバルーン・ユニット。「感覚と質」をテーマに、ラフォーレ原宿をはじめとする広告の衣装制作や大阪タカシマヤなど百貨店のディスプレイ、ビョークのステージ衣装制作などを手掛ける。「風船」の既成概念を覆す大胆な発想と異彩を放つ作風は、世界から高い評価を得ている。