アートポート六本木
竹川宣彰

《現代的虫歯》

今や原子力発電は容認派か反対派かにかかわらず、
多くの日本人にとってやっかいな問題です。
原発事故から時間が流れようとも
根本的に解決するまで苦しみが続くでしょう。
（虫歯のように治療が終わるまでずっと）
我々が新たに抱えた痛みを虫歯という身体感覚として
捉えなおす作品です。

竹川宣彰

1977年、東京都生まれ。東京藝術大学油画科学部卒業。
《リアル・ジャパネスク》（国立国際美術館、大阪）、《庭をめぐれば》（ヴァンジ彫刻庭園
美術館、静岡）のほかグループ展を多数開催。