シーラー・ヒックスはテキスタイル・アートに秘められた部分を最大限に追求した伝統を掘り起こし、ペルシャやインドなどの文化と巧みに結合させた。生地・手法・現在の鼓動をその作品に反映させる独自の神秘を生み出す。いま私たちが生活している機能的で実利的な建築物に潤いを与え、浄化するアートはコレを置いて他にないであろう。TRI-SEVEN ROPPONGIのオフィスエントランスに3メートルを超えるインスタレーションとしてシーラー・ヒックスの新たな作品が生まれた。TODAIというタイトルどおり、灯台をイメージした作品。作品を照らす照明が時間と共に動き、灯台の動きをまた表現する。