メインプログラム・アーティストチェ・ジョンファ(崔正化)Choi Jeong Hwa
六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館をつなぐインスタレーション作品。
六本木ヒルズアリーナには果物や野菜によるカラフルなバルーン彫刻《フルーツ・ツリー》が 登場し、繰り広げられる様々なイベントの舞台にもなる六本木ヒルズアリーナを、鮮やかな 宴会場のように飾ります。
■アーティスト コメント:
HAPPY TOGETHER
すべては輝く。
静かに輝くものなど。
星のように輝くもの。
無用だが美しいものなど。
私も、あなたも、猫も、古い器も。
世の中のすべてのものはもう存在だけでも眩しく光ります。
私はあなたと一緒にその光を集めて編み、さらに大きくて燦爛たる光を作り出そうと思います。芸術とは、私たちの日常の生活の中に毛細血管のように染み込んでいるものであり、作家たちだけの専有物ではありません。しがないような日常の物:果物のひとつ、器一対が抱いている本来の存在の大きな世界とその存在の拡張を通じて私たちはお互いに会うようになるはずです。
六本木のある夜、あなたが光と色と空気とエネルギーが生動するその刹那に出会えることを願います。
<プロフィール>
1961年韓国ソウル生まれ、同在住。ヴェネチア・ビエンナーレ2005では韓国館の代表に選ばれたほか、リバプールやシドニー、台北、リヨンなど世界中の芸術祭に参加している。また、平昌2018パラリンピック冬季競技大会では、開会式・閉会式のアートディレクターを務めるなど活躍の幅を広げている。