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2021年2月27日公開
無料
Detail
手描きのビジュアルによるアニメーション作品であるこの作品はロンドンでのロックダウン期間において創られました。この作品は内宇宙を探索するものであり、地理学的かつエモーショナルな作品でもあります。また私が初めて海外で発表する作品でもあります。
Artist
ケイティ・ターンブル
可塑的な媒体ともいえる時間を使ったものも含む彫刻作品を通じて、ケイティ・ターンブルは見る人に不安な感覚を呼び起こし、普通にものを見る習慣からシフトすることを促していきます。彼女の作品はオブジェ、インスタレーション、言葉を使わないヴィデオ作品やインタラクティブな作品にまで広がっています。様々なものや映像の断片、音、イメージを集めることも彼女の作品となります。ものを集め分類するプロセスから様々な連想が発生し新たな作品が現れてきます。最近の作品は、身体と心の分離、視覚と知覚の分離、人間のうちなる空間が外部の空間を生み出し、人間と非人間との分離を生み出すことをテーマにしています。
作品は英国のフォーカルポイントギャラリー、コベントリー大聖堂、アレンスヘッド・コンテンラリー・アート、ギャラリーUNSW、ファーストドラフト、セブンスギャラリー、ペンリス・リージョナルギャラリー、ダボリーアートギャラリー、MAMAオルベリー、RMITギャラリー、オーストラリアのパワーハウス博物館などで展示されています。またアイスランド、アメリカ、タイでも出展。「エクスぺリメンタ」から、またペンリス・リージョナルギャラリーからは新作を委託され、「アートスタート」やインターナショナル・レジデンシー・ロンドン・スタジオを含むオーストラリア芸術評議会の助成金とレジデンスを数多く受けています。
ROPPONGI ART NIGHT SPIN-OFF PROJECT