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六本木ヒルズ
マイケル・リン「窓」
先行展示プログラム
街なかインスタレーション
- [日時]
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9/6(火)~9/16(金)10:00~20:00、9/17(土)~9/19(月・祝)10:00~22:00
(9/19(月・祝)のみ18:00まで)
- [場所]
- 六本木ヒルズ ウェストウォーク2階
- [参加料]
- 無料
本作では、ジオットハウスと六本木ヒルズのウェスト・ウォーク南のファサードという、規模も背景も異なる2つの場所で、台湾の伝統的な格子窓から流用したコイン模様のモチーフが展開されます。格子のモチーフは「見る」という体験を促すスクリーンとして機能し、コインの模様は経済的な交換を意味しています。見るという行為と経済的な交換を混ぜ合わせることで、《Windows》は、六本木の2つの場所と、ナイトライフや(ウィンドウ)ショッピングといった活動を通して、現代の視覚的消費文化について考察を促すのです。
アーティスト情報
マイケル・リン
マイケル・リンは、1964年、東京生まれで、台北、ブリュッセルを拠点に世界的に活躍しています。リンの作品は、絵画の平面という限られたスペースから逸脱し、公共空間を再構成するようなインスタレーションを試みています。台湾の伝統的なテキスタイルや建築装飾から流用したパターンを用いることでも知られており、大量生産された日用品を用いたインスタレーションなども制作しています。建築の一部となった絵画、インスタレーションは、サイトスペシフィックな建築的介入として考えられており、観客が作品に対峙し、一体となることで、新たな空間認識や経験を得ることができる場となっています。