開催プログラム一覧

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メインプログラム

「ドラえもん」(六本木ヒルズ) メインプログラム

[日時]
9/17(土)~9/19(月・祝)
[場所]
六本木ヒルズアリーナ
[参加料]
無料
村上隆の高さ10mのドラえもんバルーンを中心に、六本木ヒルズアリーナでは7アーティストによる6つの作品が展示されます。

アーティスト情報

村上 隆

1962年、東京生まれ。
日本の伝統絵画と現代美術の源流をアニメ・マンガの視覚論を通して再構想する「スーパーフラット」論を提唱。 Miss Ko²とDOB君など、おたく文化を反映したキャラクターを多く生み出し、 キッチュ性の高い彫刻作品と西洋の透視図を対極とする超二次元的な絵画を発表している。
村上のサブカルチャーを基盤とする文化論は、高級/低俗のヒエラルキーを解体するだけでなく、 戦後日本人の心理を批評的に描き出し、グローバル化が進むアート・シーンに日本固有の言説を確立した。 また、ルイ・ヴィトンや、カニエウエスト、ドレイクらとのコラボレーションや、ストリートファッションと現代陶芸に着目した活動を通して、 現代美術の垣根を超えた観客層を世界中で獲得し続けている。
自身が企画した「スーパーフラット三部作」の最終章「リトルボーイ」展(ニューヨーク、2005年)は、 全米批評家連盟によるベストキュレーション賞に輝く。 初の回顧展『©MURAKAMI』(2007-2009年)はロサンゼルス現代美術館を含む欧米4都市を巡回。 ヴェルサイユ宮殿(2010年)、アルリワク展示場(ドーハ、2012年)、森美術館(2015年) ガラージ現代美術館(モスクワ、2017年)、大館(香港、2019年)など、世界中で個展を開催している。
近年はNFTに参入し、「Murakami.Flowers」や、RTFKTとのコラボレーション作品「CLONE X」を発表。The Webby Awardsでは特別功労賞を受賞した。先ごろ、デジタルと現実の2つの世界をテーマにした展覧会「An Arrow through History」をNYのガゴシアンギャラリーで開催した。

細川雄太

1982年10月27日生まれ。大阪府出身。
2013年、アップサイクルブランド「READYMADE」をスタートし、バッグを発表。
そのバッグが米ロサンゼルスのセレクトショップ、マックスフィールドで発売されたことをきっかけに、アメリカで知名度を上げ、その後日本で人気を博した。
2020年秋、ロサンゼルスを拠点にマルチビジュアルアーティストとして活動するCali Thornhill DeWittと共に「©SAINT Mxxxxxx」 を立ち上げ、デビューと共に完売続出するブランドとなった。
2021年春には「READYMADE」より、ペットボトルのキャップをリサイクルして制作した椅子を発売するなど、アパレルに留まることなく制作の幅を広げている。

くらやえみ

1995年神奈川県生まれ。
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。
彼女にとって少女を描くという行為は、日々感じた事や目にしたものを日記に書き留めるような行為で、ひとりの少女の中に彼女が見てきた様々な人物やイメージが集合体となって現れる。彼女が描くその少女達は、鑑賞者と絵画を繋ぐ役目を果たすだろう。

ob/オビ

1992年生まれ。
大学生当時、学校の所在地、京都を中心に活動し、イラストコニュニケーションサービスpixivで同世代の作家とコンタクトし、数回のキュレーション展を制作、開催し、脚光を浴びる。
ゲームやSNSを身近に育った新世代アーティストといえる。大きな瞳の少女をモチーフに繊細で幻想的な世界を表現する。
2013年にはshu uemuraとコラボ、2020年には蜷川実花監督が手掛けるNetflixオリジナルドラマ「FOLLOWERS」へ劇中作品を提供した。
近年は海外のアートフェアにも多数出展している。

村田森

1970年、京都生まれ。
1993年に京都精華大学陶芸科を、翌年には同研究科を卒業。荒木義隆に師事した後に独立。
2003年に京都市北区に築窯し、年間10回以上日本各地で個展を開いてきた人気作家でありながら、2016年より新作の発表を止め、自身のものづくりを深く掘り下げてきた。
そして3年間の準備期間を経て、2020年に料理とうつわの究極の調和を求めて、陶芸術や書、絵などを展示、販売するプラットフォーム「となりの村田」を、村田扶佐子夫人と、村上隆とともに立ち上げた。カイカイキキがその運営をサポートする。

青島千穂

1974年東京都生まれ。
デヴュー時にはAdobeのIllustratorを駆使したクロモジェニック、プリントアウト作品が主流だったが、その後デジタルアニメーション、彫刻作品を経て直筆の作品へと移行してきた。
その画の内容は日本的な妖怪と墓場の亡霊、つまり、異界との対話がメインであり、極めてパーソナルな心象風景に集中している。
そのためか、10年以上、墓場の横に住み続けてきた。時として残酷な人間が切り刻まれるカタストロフシーンや、自然が荒れ狂う災害のイメージが、暴力的な色合いと相まって野蛮で恐ろしい心の吐露かと思われるが、逆に作家本人のそうしたこの世の恐怖へのプリミティヴな反応が、そのまま出て来ていると言えよう。

T9G

トイフィギュアの造形師で培った技術を活かし、造形作家として数々の作品を発表している東京在住のアーティスト。ドールアイを主に使用し、独特な世界観を具現化した立体造形作品を制作。
台湾、香港、シンガポール、アメリカ、タイ、韓国、上海など国内外にて個展やグループ展、アートトイフェアの参加など精力的に活動。オリジナルキャラクターのアートトイも多数発表し国内外で高い評価をされている。

ナカザワショーコ

1972年生まれ 東京在住。
幼少期より昆虫、生物、怪獣に多大な影響を受けながら育ち、グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て近年は絵画の他、2014年からソフビ怪獣制作(デザイン、原型制作)を開始。
可愛い怪獣をテーマに日本だけでなくアジアを中心に欧米でも個展やイベントで活動中。
BEAMSや MILKBOY 等アパレルブランドとのコラボレーションや限定商品の企画なども人気を博している。
代表作に「山椒魚怪獣バイロン」「シードラス」、造型作家T9G氏とのコラボレーション怪獣「ランジロン」等がある。