国立新美術館の開放的なロビーでインスタレーションを発表する今井俊介と、美術批評家である沢山遼によるクロストークを開催します。今井は、二次元と三次元が交差する、鮮やかでポップな絵画を基盤にしつつ、立体や映像、そして現実の空間を取り込んだインスタレーションへとメディウムを拡大してきました。今回対談するのは、絵画についての鋭い考察で知られる美術批評家、沢山遼です。学生時代からの友人だという二人の初めての対談を通じて、今井の絵画の本質とその軽やかな変遷に迫ります。