開催概要

実行委員長ご挨拶GREETING

撮影:伊藤彰紀

六本木の街を舞台に繰り広げられるアートの祭典「六本木アートナイト」を、2024年は9月に開催します。コロナ禍を経て、ライフスタイルや社会的価値観に変化もみられるなか、13回目を迎える今年の「六本木アートナイト」では持続性と新しい世代への浸透を視野に入れ、新たな枠組みやシリーズを試みます。また、創設以来のコンセプトを恒常的なテーマ「都市とアートとミライのお祭り」として改めて提示し、よりグローバルな新しい夜型イベントとして「六本木アートナイト」の進化形を考えます。

参加アーティストも、メインアーティストを中心に構成してきたこれまでの形から、「六本木アートナイト」が注目する国内外のアーティスト6組を、「RAN Picks」として六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウンなど各所で展示するモデルに変わります。また、開催回ごとにさまざまな国や地域のアートに注目する「RAN Focus」を新設。今年は台湾のアートにフォーカスします。その他、オープニングのパフォーマンス、トークプログラム、過去の「六本木アートナイト」で人気の高かった作品のアンコール参加、地域の方々が参加するコミュニティプロジェクトなど、ますます充実したコンテンツをお届けします。「六本木アートナイト2024」、どうぞご期待ください。

六本木アートナイト実行委員長
片岡 真実(森美術館 館長)