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小山登美夫ギャラリー

小山登美夫ギャラリー

長井朋子 単管パイプ上の世界 2024
oil and glitter on canvas
518.8 x 388.1 cm
©︎Tomoko Nagai

長井朋子展「単管パイプと花柄のパターン、ねこのシールに貝殻のネックレス」
2024年9月14日[土] – 10月12日 [土]
営業時間:11:00-19:00 休廊:日月祝

本展は作家にとって当ギャラリーにおける6年ぶり6回目の個展となり、新しい展開を見せる新作ペインティングを発表いたします。

【長井朋子と作品に関して
―幼い頃の記憶、日常の瞬間、夢の景色を色彩のパズルのように共鳴させる】

庭、植物、季節、空気の匂い、光、宇宙、動物、ぬいぐるみ、子供、部屋、、
長井作品のモチーフは、彼女がいつも頭の中にストックしている、小さい頃から親しんだもの、日常のドラマチックな瞬間、夢の景色などです。それらを独自の視点とイマジネーションで有機的につなぎ、色彩のパズルのように共鳴させ、「未知の居心地がいい場所、見てみたい光景」として、森羅万象が輝く新しく自由な絵画空間に私たちをいざなってくれます。
油絵具、水彩、インク、色鉛筆など、さまざまな素材で幾重にも重なるマチエールや直感的な筆致をあらわし、表現方法を限定せず、ペインティング、ドローイング、立体、着ぐるみと多岐にわたるのも特徴の一つです。
四角、円形、多角形、時に5m超の大きさや、手のひらに乗る小さい作品などあり、その多彩さは世界をズームや広角の自由自在な視野でとらえ、創作行為自体を楽しむ彼女の姿勢が現れているようです。

【本展および新作について
―花柄のパターンのような抽象性と、絵具の物質感による新しい挑戦】

「単管パイプ上の世界」は、長井が何故か惹かれる単管パイプと、その上にある「世界の図書室」を描いた作品です。画面に主役的な箇所はなく、模様のような全体像の絵という新しい実験的試みが込められており「自分だけが知ってるパズルをしている」ように描かれました。
また、新作のエディション作品「毛むくじゃらちゃん」(制作:HOW2WORK、香港、80エディション)も本展にあわせ発表、展示販売いたします。

長井は、世の中にある言葉で表しきれない光り輝く存在を愛しい視点でとらえ、アートでの表現の可能性を追求し続けています。絵画、立体作品ならではの煌めく魅力に溢れる、最新の長井の世界観をご覧にぜひお越しください。
[営業時間]
9/27(金) 11:00〜19:00
9/28(土) 11:00〜19:00
9/29(日) 休廊
[場所]
東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
[電話]
03-6434-7225
[URL]
http://tomiokoyamagallery.com
※営業時間等の最新情報については、各ギャラリー・施設のウェブサイトをご覧ください。