開催概要

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六本木アートナイトが注目するアーティストを複数選出し展示するプログラムを展開します。



アトリエ シス

Atelier Sisuは、ペルー人彫刻家レンゾ・B・ラリヴィエールとオーストラリア人アーティストのザラ・パスフィールドが率いる、シドニーを拠点とする受賞歴のあるアートスタジオです。2人は実験的な環境、インスタレーション、ユニークな彫刻作品を制作しています。彼らの仕事の方向性は、アートと建築(アート・ キテクチャー)の分野の間で、特にパブリック アートの領域に重点を置いています。

●展示場所:六本木ヒルズアリーナ



ジェニファー・ウェン・マ

撮影:アンドレア・スピデル

1973年北京生まれ。現在、北京とニューヨーク在住。1999年にニューヨーク州プラット・インスティチュートにて美術の修士を取得。インスタレーション、ドローイング、デザインなどジャンルを横断して制作を行っており、シンガポール・ビエンナーレ(2006年)、ユーレンス現代芸術センター(北京、2012年)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、2015年)など、数多くの展覧会やビエンナーレで作品を展示しています。

●展示場所:国立新美術館 1階アトリウム



髙橋匡太

1970年京都生まれ、同地在住。京都市芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。光や映像を用いた公共空間でのインスタレーションからパフォーマンスまで幅広い活動を国内外で実施。東京駅100周年記念ライトアップや十和田市現代美術館など光と建築を組み合わせた大規模なプロジェクトや、多くの人とともに作る《ひかりの実》、《ひかりの花畑》などの参加型アートプロジェクトも数多く手がけています。

●実施場所:国立新美術館、東京ミッドタウン、六本木ヒルズアリーナ、六本木各地



チェン・プー(陳普)

台湾出身、同地在住。形態学や生物考古学の視点を結び付け、絵画を創作の起点としながらもデジタル・メディアを駆使した多様な作品を制作しています。インクやペンを用いて描いたイメージを、2Dや3Dアニメーション、AR、NFT、インスタレーション、ワークショップなどに発展させることで、仮想と現実世界をつないでいます。アムステルダム市立美術館をはじめ、パリ、ハンブルグ、広州、台北など世界各地で作品を展示。

●展示場所:東京ミッドタウン プラザ1階



ツァイ&ヨシカワ

台湾出身の蔡筱淇(ツァイ・シャオチー)と日本出身の吉川公野、ロンドン在住のアーティストデュオ。英国のロイヤルカレッジオブアートにて、蔡筱淇はテキスタイルを、吉川公野は彫刻を学ぶ。自然界の持つダイナミックなエネルギーや驚くべき存在に目を向け、サイトスペシックで幻想的な彫刻とインスタレーションを生み出し、アジア、ヨーロッパ各地で、屋内外を異空間に変えオーディエンスを魅了し続けています。

●展示場所:六本木ヒルズ ウエストウォーク2階



メイメージダンス

《沈黙の島―新たなる楽園―》2022年
撮影:リュウ・チェンシャン(劉振祥)

2010年に振付師ホ・シャオメイ(1963年台湾生まれ)によって設立された現代舞踊団で、《灰からの復興》(2018-2019)や今回上演される《沈黙の島―新たなる楽園―》(2017)など、力強いビジュアルと文化的要素を用いるスタイルを特徴としています。公演に加え、海外に住む才能豊かな台湾出身の振付家に台湾での作品発表や制作の機会を与える後進育成のプロジェクトも実施しています。

●展示場所:六本木ヒルズアリーナ