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街なか各所
ユェン・グァンミン(袁廣鳴)《日常戦争》 RAN Focus
- [日時]
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9/27(金) 17:30〜23:00
9/28(土) 16:00〜23:00
9/29(日) 16:00〜20:00
- [場所]
- ジオットハウス1階
- [参加料]
- 無料
台湾の現代美術界を代表するビデオ・アーティストのユェン・グァンミン(袁廣鳴)が、本年のベネチア・ビエンナーレ台湾館で発表し注目を集めた映像作品《日常戦争》(2024年)をアジア初公開します。映像では、なんの変哲もない若者の一人暮らしの部屋で、目には見えませんが窓ガラスを割って何かが侵入し、爆発が起こり、炎が現れます。部屋全体が攻撃・破壊されて、戦争が起こり廃墟と化していくようにも見えます。本作品は、人類の生活を脅かすさまざまな種類の「戦争的」な物事が「日常」となっている今日がテーマとなっています。
アーティスト情報
ユェン・グァンミン(袁廣鳴)
1965年台北生まれ、同地在住。台湾のビデオ・アートのパイオニアで、自作の撮影装置などを用いて映像芸術の可能性を刷新し、作品では人類が直面する諸問題を詩的に表現します。台北ビエンナーレ(1996年、1998年、2002年)、ベネチア・ビエンナーレ台湾館(2003年、2024年)、あいちトリエンナーレ2019などに参加しています。現在、国立台北芸術大学ニューメディアアート学部教授。