
展示風景:「アリ・バユアジ 瞑想の行為」
カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー(東京) 2025年
アリ・バユアジ 「Weaving the Ocean(海を織る)」プロジェクトより
インスタレーション
Information
未定
六本木ヒルズ ハリウッドビューティプラザ1階・2階
無料
Detail
インドネシアで土木工学を学び、技師として仕事をした後、カナダのモントリオールで美術を学んだアリ・バユアジは、バリ島の海辺のマングローブの根にプラスチック製のロープが大量に絡まっているのを発見したことをきっかけに、コロナ禍の移動制限最中の2020年、地域密着型のアートプロジェクト「Weaving the Ocean(海を織る)」を立ち上げます。 伝統的な技法の織り職人の協力も得て釣りロープや網などのプラスチック廃材を鮮やかな色のナイロン糸へとアップサイクルし、繊細で美しい織物として昇華させることで、本プロジェクトは持続可能な収入源や教育の場として発展してきました。ここでは自然、伝統、そしてサステナビリティが交差するバユアジの多彩な表現をご紹介します。
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Artist
アリ・バユアジ
1975年、インドネシア東ジャワのモジョケルト生まれ、現在バリとカナダのモントリオールを拠点に活動。バユアジは、世界各地で収集した既製品やファウンド・オブジェクトを巧みに取り入れたインスタレーション作品で知られ、その土地にまつわる物語や歴史的記憶、そして環境問題など現代的なトピックや喫緊の課題に対し、独自のアプローチで作品を展開しています。近年は個展のみならず、バンコク・アート・ビエンナーレ(2024年)などの大型国際展に参加するなど精力的に活動しています。