RAN Focus
RAN Focus アーティスト紹介
キム・アヨン
1979年生まれ、ソウル拠点。CGI、実写映像、ビデオゲームエンジンを駆使して、地政学、神話、テクノロジー、未来的図像を融合させた「スペキュラティブ・フィクション」というジャンルの物語を作り、ありえるかもしれない未来を通して現代社会を描き出す作品を制作しています。2023年にアルス・エレクトロニカのニュー・アニメーション・アート部門でゴールデン・ニカ(グランプリ)を、2025年にはアメリカのグッゲンハイム美術館でLGグッゲンハイム賞を受賞。[ プログラム ]
《デリバリー・ダンサーズ・アーク: 0度のレシーバー》

カン・ジェウォン
1989年生まれ。ソウルを拠点に活動しているアーティスト、彫刻家です。彫刻刀のような伝統的な道具ではなく、3Dプログラムとタブレット端末を駆使して作品を制作しています。カンはこれまで物理的なものとされていた彫刻を超えた作品のあり方に強い関心を寄せ、風船などを使用することで、彫刻を多様なサイズやメディアで展開し、発展し続けるものとして探求しています。精力的に活動しており、ホアム美術館(韓国)やポーランドの韓国文化院など、多くの美術館やギャラリーで作品を展示しています。[ プログラム ]
《Exo2_crop_xl》、《Flame》

イム・ジビン
1984年生まれ、釜山出身のイム・ジビンは、2009年に上海当代芸術館で開催された「Animamix Biennial」でデビューした後、ソウルを拠点に活動しています。2011年からソウルで開始した公共アートプロジェクト《EVERYWHERE》は、現在までにアジア、北米、ヨーロッパ、中東など50を超える都市で展開され、都市における公共アートの新たな可能性を提示。ソウル美術館、大邱美術館、アブダビ・マナラト・アル・サアディヤット美術館など多数の美術館や、ユネスコ、国連財団、ユニセフ、2018年平昌冬季オリンピック・パラリンピック競技大会などの公共機関をはじめ、グッチ、コカ・コーラ、ナイキ、サムスンなどの多様なグローバルブランドとのコラボレーションを通じて、芸術の社会的役割を拡大し続けています。[ プログラム ]
《EVERYWHERE》
《あなたは一人じゃない》、《JOY》、《HELLO》

ジン・ヨンソブ
1958年釜山生まれ。慶星大学校大学院卒業。金属工芸専攻。釜山、ソウル、神戸、福岡などで個展を多数開催。2009〜2018年レジデンス芸術創作空間「アートファクトリー・イン・ダデポ」を運営し、芸術の社会的参加を実践するために釜山の「甘川文化村」にてコミュニティアート活動を行いました。その他、中国海南海口アートプロジェクト、種子島「くろしおアートプロジェクト」にて芸術監督(2011〜2023年)を務めています。[ プログラム ]
《五方色の木のお魚縁台》

TAGO
「太鼓で世界を照らす」という意味を持つTAGO(タゴ) は、力強く創造的な演奏で韓国文化の素晴らしさを世界と共有するべく活動する若き韓国の打楽器集団です。大型の太鼓から小さな楽器まで駆使し武術の要素を取り入れた演奏は、リズミカルなエネルギー、正確な振り付け、スリリングなアクロバットが特徴で、エキサイティングな演奏を体感できます。2015年にソウルのアート専門団体に指定され、2016〜2017年には「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」で5つ星評価を獲得。2017年には著名な音楽祭「WOMAD」に招かれ、2018〜2025年にかけて欧州、南米、北米で公演。[ プログラム ]
《韓国の鼓動 ドラム・シャーマン》

ソ・ナンジェ
ソ・ナンジェは、韓国を拠点とする現代サーカスのパフォーマー兼クリエイターで、オブジェクトベースのフィジカルシアターとインタラクティブパフォーマンスを専門としています。《ポロシウム》や《ワン・ツー!ワン・ツー!》といったオリジナル作品を創作し、日本、台湾、シンガポール、イタリアなど、アジアとヨーロッパ各地で国際的に公演を行っています。[ プログラム ]
《ポロシウム》
