
撮影:財団法人原住民族文化事業基金会(台湾)
リン・ジエウェン/ラバイ・イヨン 《赤い恐竜》《緑の恐竜》
インスタレーション
Information
未定
六本木ヒルズ ウエストウォーク2階
無料
Detail
約3メートルもある《赤い恐竜》と《緑の恐竜》は、どちらも林(リン)の息子たちが制作のきっかけになっています。長男に赤い恐竜のおもちゃが好きな理由を聞いたことをきっかけに、林は恐竜がなぜこんなにも子供たちを惹きつけるのか、その魅力を解明しようと《赤い恐竜》を制作しました。一方、《緑の恐竜》は兄に追いつこうとする次男に焦点を当てて制作された作品です。林が得意とする織物と金属加工の技術で作られた本作品は、息子たちのやんちゃさだけではなく、彼らの美しさや強さも母親の目線からユーモアたっぷりに表現されています。
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Artist
リン・ジエウェン/ラバイ・イヨン
1982年花蓮(台湾)生まれ、同地在住。織物と金属を組み合わせた作品で、ディアスポラ、女性が直面する問題、自己同一性、そして環境や時代の変化により変容する伝統文化、および現代の都市生活での価値観などのテーマに焦点を当てています。精力的に作品を発表しており、台湾ビエンナーレ(2016年)やブリティッシュ・テキスタイル・ビエンナーレ(2023年)などにも参加しています。