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前澤妙子個展 「DODEKAGON – 深淵の宝石たち」を開催。
前澤妙子は、自然の中で遊んだ幼い頃の記憶や、今に至るまでに出会った物語や体験を制作モチーフに、アニミズムの感覚を含ませながら、手の覚えている遊びの触感を様々な素材に置き換えて作品制作を行っています。異なる素材を画面に垂らし、そこから生まれる違和感や発見、見た事のない形、色合い輝きから、様々なものが彼女の頭に浮かび上がるのです。いつか想像した生命の根元を感じる存在や、幼い頃に遊んだ森や獣、山や川、人だけではない様々なものが生きる世界、そして自身の中で眠っていた懐かしいものに形を変換して制作を進めます。ものを作る事は、想像を呼び覚ます行為によって生まれる果てしない可能性の世界のように感じていると語る前澤の作品は、様々な質感を生むことのできる卓越した絵画の技術と独自の世界観で構築され、アジア圏から欧米まで様々な国で作品発表の場を広げ、国内外で注目されています。
「制作における心の奥底を掘り下げる感覚から、日々描く記憶の生き物たちの姿を心の深淵に眠る宝石達に例え心の深層にある世界の物語を描いています。
人それぞれ、心の中に怪物と宝石、両方の存在があり、深く覗けば、キラキラとした宝石が発掘できる。しかし、深く長く潜りすぎてしまうと、怪物になってしまったり、帰って来れなくなってしまう。
深淵から覗く存在、心の奥底から、問いかけている存在が、人それぞれにあるのだな感じます。今回、描いた怪物と宝石はそんなイメージから生まれました。
宝石は、私の中にある、幼さ、つたなさ “”純粋で無垢なもの””への願望を描いています。
心がくすぐられるような、懐かしいような、可愛らしい、愛しい、そんな存在の持つ可能性、懐かしい可愛いといった気持ちを通して、色々な””もの””の原点や、その先にある可能性を形にしています。小さな原石のような生命体です。(前澤妙子)」
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