Co.山田うん 《寝相》
オープンコール・プロジェクト採択作品 / パフォーマンス
Information
未定
東京ミッドタウン プラザ1階
無料
Detail
六本木で眠ってみる。
街の明るさは夜になっても消えず、人の流れも、欲望も、疲労も、視線も、静まりきることなく街の中に残り続けている。
夜というものは、ただ暗くなる時間のことではない。
昼間にははっきりしていた輪郭に緩みをもたらし、街の奥に沈んでいた気配を立ち上がらせ、別のかたちで身体を持ちはじめる。
《寝相》は、そのような都市と身体のあいだに生じる微細な「揺れ」を、二つのベッドと二人の身体によって捉えるインスタレーション・パフォーマンスである。
本作は、夜の高揚や祝祭性を強調するのではなく、眠りに入れない街が抱えている疲れ、緊張、無意識の身じろぎに目を向ける。
六本木の夜に置かれた身体は、揺れ、ずれ、止まり、また戻る。
その反復は、都市に滞留する時間や欲望を静かに撹拌し、眠れない街のための体操のように現れる。夜の光の中でこそ、この小さな揺れは、都市の別の深さとして見えてくる。
眠るための身体と、眠れない街のあいだに生じる、眠りそこねた都市の身振りを提示する。
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Artist
Co.山田うん
山田うん率いるダンスカンパニー。(2002年設立)ダンサー、振付家、演出家、俳優、指導者など約20名の新進気鋭パフォーマー
が所属。《ワン◆ピース》《結婚》などの話題作では欧州各地の国際フェスティバルへ幾度となく招聘され、《季節のない街》では国内版とマレーシア版を誕生させるなど国際共同制作も多数。また全国各地の劇場や学校、施設でのワークショップを継続的に実施したり、レストラン、サイエンス、僧侶といった異業種や他ジャンルとの共同製作も積極的に展開している。簡単に届かないものに手を伸ばすことで、物事の本質と向き合い、社会の不安定さと自然との融合、希望を問いとした身体性と世界観を追求している。2022年の話題作《In C》では、令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞舞踊部門関東参加公演の部優秀賞受賞。